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卓球のアンチドーピング活動を支える日本人

2017.11.29

「ドーピングへの理解を深めてほしい」と語る岡田氏

 

その人の姿を最初に見かけたのは日本選手の試合を見守る日本人とおぼしき観客の中だった。日本卓球協会ドーピングコントロール委員会の岡田拓朗氏。現在はITTFの本部が置かれているローザンヌにてアンチドーピング活動の研修を受けているという。会場ではアンチドーピング活動の一環としてブースを設けて、各国の選手やスタッフにドーピングコントロールについて啓蒙活動を行っている。

大学の薬学部時代にドーピングに関心を持ち、自身も競技経験を持っていた卓球でこの分野に取り組みたいと思ったのが、この仕事についたきっかけだと語る。ITTFには現在のところ専門のスタッフが1名しかいないという。岡田さんはそのスタッフ、フランソワ氏の元で卓球競技におけるドーピングについて、また、アンチドーピング活動について学ぶ。
「選手の皆さんにとって、ドーピング検査というのは非常に大きな負担になっていると思います。しかし、ドーピング検査をまったく行わないような競技になってしまったら、オリンピック競技からも除外されてしまうでしょう。
卓球は比較的クリーンなスポーツですが、ドーピングが蔓延してしまうと、結果的に選手たちへの負担が大きくなってしまいます。そこで、選手や指導者の方にドーピングへの理解を深めていただくのが私たちの活動の目的のひとつです」と岡田氏。

「ローザンヌには卓球クラブがあって、そこで月に一度ほどプレーしています。日本にいるときよりも頻繁にやっていますね。戦型はカットマンです。自分は守る方なので(笑)」。卓球が競技としての安全性を守り、グローバルに愛されるスポーツであり続けるために、このような活動を行っている人がいることは、トップ選手だけでなく多くの愛好家にも知っていただきたいと感じた。


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