大会報道

全日本ホープス・カブ・バンビ 神戸で開催 〜ホープスで前田美優が連覇〜

2008.07.28

<その他の国内大会>

 平成20年度全日本選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)が、グリーンアリーナ神戸で開催された。
 この大会は、オリンピックや世界選手権大会の日本代表を多く輩出している大会で、ホープス、カブ、バンビと年齢別に分けた3つのカテゴリーによって優勝が争われる。


ホープス、村松と前田が優勝 〜村松は3階級、前田は4年連続制覇〜

村松は切れの良いカットが光った

前田、圧巻の2連覇

 小学5、6年生のカテゴリーのホープスは、男子は村松雄斗(山梨・平野卓研)が初優勝、女子は前田美優(香川・高瀬クラブ)が2連覇を飾った。
 カット型の村松は、よく切れたツッツキとカットで圧勝。全く危なげなく優勝を手にした。カットの基本がしっかりしていて、攻撃もうまいので、今後の成長が楽しみな選手だ。これでホープス、カブ、バンビの3階級を制覇した。
 福原愛(現ANA)に続いてホープスで2人目となる2連覇、カブから合わせて4年連続優勝を決めた前田。動きの早さ、攻めの早さ、打球の早さとどれをとってもこのカテゴリーのレベルを超越していた。小学生ながらたくましさのあるプレーで、日本の将来を担う逸材と言っても過言ではないだろう。



カブ、松山と加藤が優勝 〜加藤は平野美宇を下す〜

松山は両ハンドが魅力

加藤は競り合いを制す

 小学3、4年のカテゴリーのカブは、男子は松山祐季(愛知・卓伸クラブ)が初優勝、女子は加藤美優(東京・美鷹クラブ)が初優勝した。
 小柄ながらよく動き、両ハンドドライブでグイグイ攻める松山は、決勝の5ゲーム目に1−5とリードされながら、持ち前のガッツで逆転勝ちした。
 加藤は攻めの早い両ハンド攻撃で、準決勝でゲームオールジュースの接戦を制すと、その勢いで決勝を快勝。うれしい初優勝を手にした。



バンビ、金光と伊藤が優勝 〜金光はパワフル、伊藤は連打〜

金光は豪快なプレー

伊藤は両ハンド攻撃

 小学2年生以下のカテゴリーのバンビは、男子は金光宏暢(岡山・六番卓球クラブ)、女子は伊藤美誠(静岡・豊田町卓球スポーツ少年団)が初優勝。
 金光はバンビの選手とは思えないパワフルなドライブを武器に圧倒的な強さで優勝した。バンビの部でこれほどまでに積極的かつ力のあるドライブを打つ選手は過去に類を見ないかもしれない。
 伊藤は第1シードを最後まで守り、うれしい初優勝。勝負所でも迷うことなく振り切るフォアとバックのスマッシュが光った。


 詳しい記録は、日本卓球協会のHPをご覧下さい。
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

 なお、今大会の模様は 9月号(8/20発売予定)に掲載予定。
 現地取材班:中川学(卓球レポート編集長)