大会報道

全日本カデット 宮崎で開催 〜14歳以下は丹羽と鈴木が優勝〜

2008.11.25

<その他の国内大会>

 平成20年11月22〜24日まで宮崎市総合体育館で平成20年度全日本選手権大会(カデットの部)が開催された。

14歳以下男子シングルス 丹羽が超攻撃的プレーでカデット初制覇

圧倒的な実力で優勝の丹羽

 14歳以下、13歳以下のカテゴリーに別れて行われた今大会。日本には『ダイヤの原石』が溢れていると感じさせたレベルの高さに驚かされ、各コートで熱戦が繰りひろげられた。開会式の前には北京オリンピックでシンクロナイズドスイミングのデュエット銅メダルの原田早穂さんが選手たちに熱いメッセージを送ってくれた。
 14歳以下男子シングルスは青森山田の独壇場。ベスト4に丹羽、町、吉田の2年生トリオが入るという結果となった。優勝をはたしたのは丹羽。両ハンドドライブの超攻撃的なプレーで圧倒的な強さを見せて優勝。カデットでは3位止まりの丹羽がついに頂点にのぼった。2位の町は、準決勝の有延(山口・野田学園)に対し0−2とリードされる苦しい展開も長いサービスからの展開で崩し逆転勝ちを収めた。ベスト4には吉田と有延が入った。


攻撃的な両ハンドドライブで初優勝の丹羽

町は連覇ならず


14歳以下女子シングルス エリートアカデミーが1・2フィニッシュ

鈴木はうれしい個人初タイトル

 14歳以下女子シングルスは鈴木が初優勝をはたした。エリートアカデミーでの練習の成果をみせた。サウスポーから繰り出されるしなやかな両ハンド攻撃で準決勝では佐藤(三重・21クラブ)に勝利し、決勝では谷岡との同士討ちを2−0から2−2に追いつかれて苦しい展開を振り切ってうれしい個人初タイトルとなる優勝をはたした。2位の谷岡は安定したカット技術をみせて決勝に駒を進めた。ベスト4には佐藤と成本(大阪・ミキハウスJSC)が入った。


鈴木は勢いのある両ハンド攻撃

谷岡は安定したカットを披露


13歳以下男子シングルス ぶつ切りカットの村松が2階級制覇

見事2階級制覇の村松

 ぶつ切りカットとチャンスボールを見逃さないバックハンドの攻撃で見事優勝をはたした村松(山梨・平野卓研)。猛烈に切れたカットは大人でも持ち上げるのは困難だと思わせる。カットからの攻撃も捉えどころが良くミスが少なかった。村松はホープスとあわせて2階級制覇となった。2位には豪腕ドライブの田中(岐阜・羽島中)が勝ち上がった。ベスト4は大塚(エリートアカデミー)と宮本(東京・尾久八幡中)が入った。


村松はぶつ切りカットで他を圧倒

剛腕ドライブが魅力の田中


13歳以下女子シングルス 森薗が接戦を制しホープスのリベンジ!

接戦を制しうれしい初優勝の森薗

 森薗(愛媛・えひめTTC)と前田(香川・高瀬クラブ)の決勝は好試合となった。お互い強気のプレーで両ハンドの速攻で見事な打ち合いを見せた。ホープスでは前田がストレートで勝利しているが今回は、森薗のガッツが上回りゲームオールジュースで勝利し初優勝をはたした。とても見ごたえのある試合内容に会場からは大きな拍手で2人の健闘を讃えていた。ベスト4には石川(山口ジュニアクラブ)と政本(奈良・三笠中)が入った。


ガッツのあるプレーが魅力の森薗

惜しくも優勝を逃した前田


男子ダブルス 男子は青森山田が1、2位

順当に2連覇を飾った丹羽・町

 男子ダブルスは青森山田同士の決勝。ハイレベルのラリー戦を制し町・丹羽組が吉田・森薗組をゲームオールで下し2連覇を達成した。


実力通りのプレーで見事優勝の丹羽・町

森薗・吉田はゲームオールで一歩及ばず


女子ダブルス 谷岡・鈴木がV

谷岡・鈴木はエリートアカデミーでの成果を見せた!

 女子ダブルスは谷岡・鈴木組が終始安定した内容で優勝。決勝は川端・庄司(青森山田中)。どちらもカットと攻撃のペア。1ゲーム目こそ奪われたが谷岡のカット、鈴木のブロックと攻撃のリズムが次第に合いそこから3ゲームを奪った。


サウスポーとカットのコンビが光った
川端・庄司が準優勝

 今大会の記録は日本卓球協会のホームページに掲載されています。
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

 なお、今大会の模様は 1月号(12/20発売予定)に掲載予定。
 現地取材班:小畑賢二(卓球レポート編集部)