大会報道

全日本ホープス・カブ・バンビの部 〜神戸で開催〜

2010.07.26

<その他の国内大会>

 7月23〜25日、平成22年度全日本選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)が、グリーンアリーナ神戸で開催され、各地の予選を勝ち抜いた選手たちによる熱い戦いが繰り広げられた。

ホープス:姚と加藤が優勝

姚はサービス・レシーブで先手を取った

加藤は最後まで落ち着いてプレー

 ホープスは小学5、6年生のカテゴリー。プレースタイルの確立している選手も多い。男子は姚東寅(新潟・新発田クラブ)、女子は加藤美優(東京・T.O.M)がそれぞれ初優勝を飾った。
 男子の姚は巧みなサービスと両ハンド攻撃を武器に危なげない勝ち上がりを見せ、決勝では接戦を勝ち抜いてきた松山祐季(愛知・卓伸クラブ)を3-1で退けた。
 女子の決勝は昨年カブで準優勝の加藤と昨年ホープス3位の馬場麻裕(兵庫・小浜クラブJr)が対戦。見応えのあるラリー戦となったが、加藤が馬場の両ハンド攻撃を落ち着いて攻略し、1昨年のカブとあわせて2つ目のタイトルを勝ち取った。
 男子は3位に羽佳翔鵬(東京・羽佳卓球クラブ)と木造勇人(愛知・美崎クラブ)とベスト4のメンバーは1昨年のカブ男子のベスト4と同じ。女子は平野美宇(山梨・ミキハウスJSC)と橋本帆乃香(愛知・卓伸クラブ)が入賞。昨年カブ女子優勝の平野は4年生でホープス優勝を狙ったが馬場とのラリー戦に敗れた。カット主戦型の橋本は昨年ホープス優勝の浜本を破る金星を挙げ、見事ノーシードからベスト4入りを果たした。



カブ:金光と伊藤が優勝

金光はパワフルな両ハンドドライブで優勝

伊藤は高速ラリーを制し優勝

 カブは小学3、4年生のカテゴリー。将来性のある選手が多い中、男子は金光宏暢(岡山・六番卓球クラブ)、女子は伊藤美誠(静岡・豊田町スポ小)がそれぞれ初優勝した。
 男子の金光はこのカテゴリーでは群を抜いたパワフルな両ハンドドライブで他を圧倒。2年前のバンビの部決勝と同じカードとなった福原明雄(東京・杜卓球クラブ)との決勝も攻撃的なプレーで3−1とし、バンビに続き2つめのタイトルを手にした。
 女子の決勝も1昨年のバンビ女子の決勝と同じカードとなった。塩見真希(愛媛・えひめTTC)との決勝戦では高速ラリー戦を伊藤がワイドな攻めで先手を取り終始有利な展開で進め、再び優勝を勝ち取った。
 男子は3位に田中佑汰(千葉・千城クラブ)と加賀美利輝(山梨・増穂クラブ)、女子は早田ひな(福岡・石田卓球クラブ)と青木千佳(福井・ミナミラボ)がそれぞれ入賞した。



バンビ:張と長崎が優勝

張がカットを打ち抜き優勝

長崎は安定感のあるプレーで優勝

 バンビは小学2年生以下のカテゴリー。小さな選手用に通常よりも10センチ低い卓球台で行われる。男子はしっかりと両ハンドを振る張智和(宮城・仙台ジュニアクラブ)、女子はサウスポーでミスの少ない長崎美柚(神奈川・岸田クラブ)が、それぞれ初優勝した。
 男子の張は、両ハンドでしっかりと攻撃ができる選手。決勝では稲葉遼(島根・稗原クラブ)のカットを打ち抜いて決勝トーナメントオールストレート勝ちで優勝した。
 女子の長崎は、凡ミスの少ないていねいなプレーが特長。抜群の安定感で、ラリー戦に強い大川真実(香川・OMJT)を3−1で退けた。
 男子は3位に横谷晟(岐阜・高富スポーツ少年団)と曽根翔(卓栄Kid's)、女子は中森帆南(兵庫・川西ギャラントム)と津隈愛佳(兵庫・S.K.S)がそれぞれ入賞。



今大会の模様は...... 〜卓球レポート9月号に掲載〜

 今大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

 なお、今大会の模様は 9月号(8/20発売予定)に掲載予定。
 現地取材班:佐藤孝弘(卓球レポート編集部)