大会報道

2011ロッテルダム大会初日:5月8日

2011.05.08

<世界卓球選手権大会>

世界卓球2011ロッテルダム、開幕! 〜世界一を決める8日間〜

世界卓球2011ロッテルダム、いよいよ開幕!

 卓球世界一を決める世界卓球2011ロッテルダム(第51回世界卓球選手権ロッテルダム大会[個人戦])が開幕。大会初日の5月8日は各種目の予選ラウンドが行われた。
 強豪選手の出場はなかったが、日曜日ということもあり地元オランダ勢の奮闘を応援するファンが集まった。


オランダのファンが自国選手に熱い声援

 日本勢は予選から出場する選手がいないため、今日の出番はなかった。そのため、男女ともお昼前から練習会場に集合して明日からの戦いへの準備を整えた。
 まずは午前11時ごろに女子代表が会場入り。福原愛はトレーナーを相手に黙々と連続攻撃を繰り返して2時間近く練習。悲願のメダル獲得に向けて調整は順調のようだ。福原は3回戦で范瑛(中国)と対戦する組み合わせとなったが、3月のポーランドオープンで范瑛の変化カットの前に0−4で完敗している。厳しい相手が立ちはだかるが、堂々と突き進んでくれるだろう。
 そのほか、メダルが射程圏内に見えている藤井・若宮、石垣・山梨らがダブルスの練習を行うなど、順調な仕上がりを見せている。


福原はじっくり調整

ダブルスもメダル目指す

 一方の男子代表は午前11時30分ごろから練習を開始した。
 水谷は昨日の組み合わせ抽選で世界チャンピオン・王皓(中国)のゾーンに入った。水谷は王皓を過去に下しており、手応えを持っているようだ。今日の練習では倉嶋コーチらを相手して大きなラリーを展開し、1球1球を確かめながら調整した。
 今大会で上位に食い込んでロンドン行きの切符を掴みたい岸川は、丹羽を相手に両ハンドドライブで汗を流した。


水谷、ラリーで汗を流す

岸川は上位進出でロンドン行きを狙う


 今大会の会場となったのはアホイ・ロッテルダム。「アホイ」とは船乗りの掛け声で、日本でいうと「お〜い!」というニュアンスのようだ。
 アホイ・ロッテルダムは巨大な施設であるため、サブホールに観客のためのアトラクションなどが用意されている。第3ホールには卓球台を40台ほどの設置し、無料で開放している。また、8名が同時にプレーできる変形卓球台や、卓球のテレビゲームなどが人気を集めていた。


アホイ・ロッテルダムは巨大な施設だ

大会マスコットはラケットの顔

観客のためのスペースが人気


世界から日本への支援の輪が広がる 〜WASURENAI 3.11〜

6カ国の選手が日本にエール

 日本卓球協会は、東日本大震災復興支援活動のために「WASURENAI 3.11」というキャッチフレーズを設定。今大会に出場する日本代表選手もこのキャッチフレーズのワッペンを付けて戦っている。
 その趣旨に賛同し、カナダ、ニュージーランド、コロンビア、ハンガリー、エジプトの5カ国が「WASURENAI 3.11」を胸に付け、日本にエールを送ってくれた。
 日本選手を代表して記念撮影に参加した平野早矢香は「震災のあと、プロツアーなどでも多くの方々が声をかけてくれました。そして、今回このような形で一緒に応援してくれることになり、世界のみんなが協力して日本が立ち直って元気にしようという気持ちを感じてうれしいです。」と感謝の意を表した。



今大会の模様は、卓球レポート7月号に掲載

バタフライ・ブースも大人気

 バタフライの活動拠点となるブースは第2ホールに設置されている。
 オランダでは12年振りの世界卓球開催と言うことで、多くのファンがブースに詰めかけた。

 今大会の模様は 7月号(6/20発売予定)に掲載予定。