大会報道

全国ラージ 三田村と内田が一般で優勝 〜伊勢市で開催〜

2011.06.22

<その他の国内大会>

 6月9〜12日に三重県伊勢市の三重県営サンアリーナにて第24回全日本ラージボール大会が開催された。

【男子シングルス−一般−A】三田村が念願の初優勝

三田村が全国ラージでシングルス初優勝

 男子シングルス一般で一昨年ベスト4、昨年ベスト8とタイトルをものにできずに終わった三田村が念願の初優勝を果たした。
 三田村はバック対バックのラリーから相手を崩すという堅実な攻守を軸に危なげなく勝ち上がり、準々決勝ではバルセロナオリンピック代表の仲村(上六卓球クラブ)、準決勝では昨年度チャンピオンの石田(ミズノ)を破り、優勝まで1ゲームも落とさないという強さを見せた。
 2位には両ハンドの前陣速攻で決勝まで勝ち上がった矢野(やの卓球教室)が入賞した。



「我慢のプレー」で初優勝を手にした三田村

強烈な両ハンドスマッシュで勝ち上がった矢野

■三田村宗明インタビュー
「去年の全国ラージでは自分から強打して負けたので、今年はバック対バックのラリーで我慢しました。準決勝は1ゲーム目も2ゲーム目もジュースでどう転んでもおかしくない展開でしたが、お互いに強打したボールをカウンターで狙いに行くという形を取っていたので、ミドルをついて崩してからの展開を意識しました。
 ダブルスで兄(三田村英孝)と組んでいたのですが、自分のミスが多くて1回戦負けしてしまいました。その分シングルスは取らなければと思っていましたが、強い選手も出ていたので簡単には勝たしてもらえないだろうとは思っていました。ラージは熱くなったら負けだと思っているのですが、ぼくも今までの経験からすると熱くなってしまう方なので(笑)、ミスなくやるように心がけました」

ラージボール選手へのアドバイスはありますか?
「ラージは硬式と違ってボールが飛んでこないのですが、硬式のようにかぶせてしまうとミスしてしまいます。硬式に慣れていると面を開くのが難しいですね。あとは音にだまされないこと。強く打たれたと思っても手だけ出さないで、引きつけて自分の力で打つようにするといいですね。ぼくは『はじいて伸ばす』イメージで打球しています。フラットにボールを1回はじいてから、こすって回転をかけるという感じですね」

【女子シングルス−一般−A】内田が初優勝

内田が初出場で初優勝を飾った

 女子は初出場の内田奈保子(ウチダスポーツ)が初優勝。内田はサウスポーから繰り出す両ハンド攻撃を武器にバランスのよい攻守で井上(ミズノ)、村上(桔梗苦羅舞)らの強豪を破り初優勝を果たした。
 2位には予選リーグを2位通過で決勝まで勝ち上がった宍戸(花野井クラブ)がミスの少ない安定したプレーで入賞した。



キレのある両ハンドで攻めた内田

宍戸は安定感のあるプレーで2位に


本大会の模様は・・・ 〜卓球レポート8月号に掲載〜


東日本大震災被災地へのメッセージがこめられた横断幕がかけられた

 本大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp


 なお、本大会の模様は 8月号(7/20発売予定)に掲載予定。
 現地取材班:佐藤孝弘(卓球レポート編集部)