大会報道

全日本団体 岐阜県岐阜市で開催 〜東京アートと淑徳大学が優勝〜

2011.10.17

<その他の国内大会>

 平成23年度全日本選手権大会(団体の部)が10月14〜16日まで、ヒマラヤアリーナ(岐阜アリーナ)開催され、男子は東京アートが4年連続9度目の優勝、女子は淑徳大が8年ぶり2度目の優勝を飾った。


男子団体:東京アートが4年連続の優勝

東京アートが4年連続9度目の優勝

 実は、東京アートは予選リーグで青森山田高に負けて、2位となり、自力で決勝トーナメントに進むことはできず、ラッキールーザー(試合に敗れたものの次のラウンドに進めるチーム)として準決勝進出を果たした。そして、準決勝で青森大の勢いを止め、決勝では史上初の高校生チーム優勝を目指す青森山田高にリベンジし、4年連続9度目の優勝を手にした。
 東京アートはエースに張、2番手に高木和をほぼ固定し、3番手を塩野と大矢を使い分けるオーダーを起用。張は準決勝で上田(青森大)に敗れたが、そのほかの試合を全て勝ち、チームの4連覇に貢献。高木和も準決勝、決勝で相手チームのエースに勝ち、底力を発揮した。
 2位の青森山田高は大健闘。丹羽、町、吉田の3選手が全員2年生ということを考えると、来年は初の高校生チームの優勝が実現できるかもしれない。特に丹羽は準決勝の明治大戦で水谷に勝つなど、キレのある両ハンドカウンタープレーが光った。また、丹羽の陰にかくれてしまっているが、いぶし銀のような吉田の活躍も見逃すことができない。


チームの4連覇に貢献した張

相手チームのエースを倒した高木和

丹羽は準決勝の明治大戦で水谷に勝利


 3位には青森大と明治大がそれぞれ入った。両チームとも優勝する力を備えていたが、青森大は松平の不調、明治大は水谷の不調が響いた。


青森大は3位に終わった

明治大は水谷の不調が響いた


女子団体:淑徳大が2度目の優勝

淑徳大が8年ぶり2度目の優勝

 女子団体は優勝候補筆頭の日本生命が予選リーグで四天王寺高に0対3で敗れるという波乱が起き、決勝トーナメントでは、どのチームにも優勝のチャンスがめぐり、混戦が予想された。
 そのチャンスをものにしたのは淑徳大だった。淑徳大は石垣、松澤、馮の3人で戦い、予選リーグでサンリツに敗れたがラッキールーザーとして準決勝に進み、男子の東京アート同様にそこから優勝を飾って見せた。準決勝の四天王寺高戦では、カットの石垣が高橋と松本をシャットアウトし、決勝の十六銀行戦では石垣、松澤、馮の3人がそれぞれ1点ずつ勝利し、8年ぶりの優勝を手にした。なお、男女ともラッキールーザーからの優勝は、46回の歴史で初めてのことだ。
 2位は地元の十六銀行。決勝では僅差で敗れたが、その悔しさは来年の岐阜国体まで持ち越すことになった。エースの山梨が安定した力を見せ、決勝でも2点をたたき出した。


準決勝では石垣が相手をシャットアウト

松澤は2番手としてしっかり優勝に貢献

エースの山梨が決勝で2点を取るも準優勝に終わった


 3位は四天王寺高とサンリツ。今大会を沸かせたのはなんといってもインターハイチャンピオン校の四天王寺高だろう。予選リーグで最強の声がささやかれていた日本生命にストレート勝ちした試合は、圧巻というほかに言葉が思いつかない。


予選リーグで四天王寺高は日本生命にストレート勝ち

サンリツは3位に入賞した


今大会の模様は・・・ 〜卓球レポート12月号に掲載〜

 本大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

 なお、本大会の模様は 12月号(11/20発売予定)に掲載予定。
 現地取材班:中川学(卓球レポート編集長)