大会報道

肢体不自由者の全国大会 〜岡紀彦プロが6連覇!!〜

2011.11.21

<その他の国内大会>

岡紀彦プロが6連覇達成

 11月19〜20日、大阪で第3回国際クラス別肢体不自由者選手権大会が行われた。
 この大会では、障害の程度(重さ)によってクラスを分けて競技を行う。クラス1〜5が車いす、クラス6〜10およびクラスSが立位となっており、数字が小さいクラスほど障害が重い。それぞれのクラスの王座をめぐって、熱い戦いが繰り広げられた。


金子和也による選手宣誓で大会がスタート

 車いすの部では、男子クラス1で原正幸が連覇。男子クラス2は前回王者の皆見信博が出場せず、中島秀男が金メダルを獲得した。男子クラス3は吉田信一が王座に返り咲き。男子クラス4は中出将男が3年ぶりの優勝となった。男子クラス5は岡紀彦が6連覇を遂げた。


男子クラス1優勝の原

男子クラス2優勝の中島

男子クラス3優勝の吉田

男子クラス4優勝の中出

男子クラス5優勝の岡

 女子クラス2−3は藤原佐登子が、女子クラス4−5は別所キミヱが連覇を飾った。


女子クラス2−3優勝の藤原

女子クラス4−5優勝の別所

 立位の部では、男子クラス6で板井淳記が連覇。男子クラス7は金子和也が優勝をつかんだ。男子クラス8は井上全悠が新チャンピオンとなった。男子クラス9は今年も好試合が多く見られ、本多利行がリベンジ優勝を遂げた。男子クラス10は南九州コカ・コーラボトリングの垣田斉明が6連覇。男子クラスSは玉置修司が王座を守った。


男子クラス6優勝の板井

男子クラス7優勝の金子


男子クラス8優勝の井上

男子クラス9優勝の本多


男子クラス10優勝の垣田

男子クラスS優勝の玉置

 女子クラス6−7は藤本慧子がリベンジ優勝。女子クラス8は柾谷はつ子が優勝した。女子クラス9は石河恵美が女王の座を奪回。女子クラス10−Sは工藤恭子が6連覇を飾った。


女子クラス6-7優勝の藤本

女子クラス8優勝の柾谷


女子クラス9優勝の石河

女子クラス10-S優勝の工藤

 ダブルスは男子クラス1−5で吉田・鈴木の新ペアが金メダルを勝ち取った。男子クラス6−8は接戦を乗り越え板井・宿野部が連覇。男子クラス9−Sはハイレベルな戦いの末、本多・鈴木が連覇した。女子クラス4−5は別所・佐竹が2年ぶりに優勝。女子クラス7−Sは工藤・石河が5連覇を遂げた。


ダブルス男子クラス1−5入賞者。左から土井健太郎、土井康太郎、鈴木、吉田、佐藤、長島

ダブルス男子クラス6−8入賞者。左から武田、浜野、宿野部、板井、上野、大塚

ダブルス男子クラス9−S入賞者。左から谷口、垣田、鈴木、本多、立石、中島

ダブルス女子クラス4−5優勝の別所(右)・佐竹

ダブルス女子クラス7−S入賞者。左から時耕、伊藤、工藤、石河、藤岡、宮内




新たな試みとして、選手が役員・ボランティアと卓球をする"ピンポン交流"も行われた

大会を支えた役員とボランティアのみなさん


各種目の入賞者

シングルス
クラス
優勝
2位
3位










男子
1
原正幸
(大阪)
中市秀哉
(兵庫)
平裕治
(兵庫)
2
中島秀男
(茨城)
木村俊彦
(長野)
3
吉田信一
(東京)
佐藤幸広
(東京)
鍋坂勇夫
(香川)
4
中出将男
(大阪)
宇津木孝章
(東京)
長島秀明
(東京)
5
岡紀彦
(岡山)
藤井和彦
(東京)
杉内博幸
(熊本)
6
板井淳記
(大分)
小野初夫
(大分)
小鯖春彦
(東京)
7
金子和也
(埼玉)
八木克勝
(愛知)
浜野泰之
(東京)
8
井上全悠
(岡山)
宿野部拓海
(神奈川)
武田宜久
(埼玉)
9
本多利行
(愛知)
鈴木伸幸
(愛知)
富岡成一
(東京)
10
垣田斉明
(熊本)
谷口英雄
(山口)
大平悟
(山口)
S
玉置修司
(大阪)
大向勝
(大阪)
井上憲俊
(大阪)






女子
2-3
藤原佐登子
(愛知)
藤森亜利砂
(神奈川)
高津多美子
(兵庫)
4-5
別所キミヱ
(香川)
石橋栄
(大阪)
佐竹恵
(大阪)
6-7
藤本慧子
(東京)
奥田愛子
(福岡)
曽我美枝子
(東京)
8
柾谷はつ子
(神奈川)
仁枝多恵美
(大阪)
中野真紀子
(神奈川)
9
石河恵美
(神奈川)
伊藤信子
(大阪)
吉開早苗
(福岡)
10-S
工藤恭子
(熊本)
宮内富士子
(埼玉)
時耕佐知子
(北海道)
ダブルス
クラス
優勝
2位
3位




男子
1-5
吉田信一・鈴木健太
(東京・静岡)
土井健太郎・土井康太郎
(静岡)
佐藤幸広・長島秀明
(東京)
6-8
板井淳記・宿野部拓海
(大分・神奈川)
浜野泰之・武田宜久
(東京・埼玉)
大塚肇・上野憲一
(北海道)
9-S
本多利行・鈴木伸幸
(愛知)
垣田斉明・谷口英雄
(熊本・山口)
中島拓哉・立石アルファ裕一
(愛知・福岡)


女子
4-5
別所キミヱ・佐竹恵
(香川・大阪)
7-S
工藤恭子・石河恵美
(熊本・神奈川)
伊藤信子・時耕佐知子
(大阪・北海道)
藤岡明美・宮内富士子
(徳島・埼玉)


障害の程度とクラスの解説 〜車いすと立位に分かれて競技



 今大会の記録は日本卓球協会のホームページに掲載されています。
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

 なお、今大会の模様は 1月号(12/20発売予定)に掲載予定。
 現地取材班:川合綾子(卓球レポート編集部)