大会報道

障害者卓球 アジア・オセアニア地域卓球選手権に出場 〜団体戦で銀メダル3個獲得〜

2011.12.26

<その他の国際大会>

 日本肢体不自由者卓球協会の日本選手団は、12月17〜21日に開催されたアジア・オセアニア地域卓球選手権(香港)に出場した。

アジア・オセアニア地域卓球選手権に出場した日本勢

 この大会は2年に1度開催される大会で、今大会はロンドンパラリンピックの地域予選も兼ねており、各クラスの個人戦優勝者にはロンドンパラリンピックの出場資格が与えられる大会として開催。
 第8回目となるこの本大会には、15カ国から183名の選手が参加し、競技は12月17〜21日までの5日間、障害クラス別に個人戦と団体戦が行われた。

 日本からは男子13名・女子5名の選手が出場した。日本選手団を率いた佐藤幸広監督は、次のように大会を振り返った。
 「日本選手の成績は、個人戦で銅メダル1個、団体戦で銀メダル3個、銅メダル1個の計5個のメダルを獲得してきましたが、残念ながら個人戦金メダルの獲得ができなかったため、本大会でのロンドンパラリンピック出場権獲得とはなりませんでした。
 また、他国との3位決定戦4試合はすべて残念な結果となりましたが、試合はフルマッチ・フルゲームの試合も多く、今後の国際大会における期待と課題の両面を感じさせるものでした。
 明るい話題としては、日本のエースである男子クラス10の垣田斉明選手が、個人戦決勝トーナメント1回戦で、中国の強敵リュウ・シャオレイ選手にフルゲーム・ジュースの激戦で勝者となり、この試合のラリー戦は会場全体を湧かせるものでした。
 日本から、平池征子氏(東京)と伊庭洋子氏(大阪)が国際審判員として派遣され、日本選手団にも多くのご協力をいただき、感謝しています。
 ロンドンパラリンピックの出場者については、来年1月15日にITTF PTTが第1段階の選考結果を発表する予定であり、国内からは女子クラス5の別所キミヱ選手が国際ランキングから選考されると考えています。また、国際補欠候補者として、3名程度選考されると想定しています。」

日本選手団の結果は以下の通り。

  選手氏名 クラス クラス別個人戦 クラス別団体戦

鍋坂勇夫 ベスト8/13
中出将男 予選敗退/13 銅メダル/8
岡紀彦 ベスト8/13
板井淳記 第4位/9 予選敗退/7
金子和也 ベスト6/9
宮脇進 ベスト6/9
本多利行 予選敗退/11 銀メダル/4
鈴木伸幸 予選敗退/11
垣田斉明 10 第4位/14 第4位/6
谷口英雄 10 予選敗退/14
寺澤光一 11 ベスト8/12 銀メダル/4
竹田隆 11 銅メダル/12
木下祐輝 11 第4位/12

別所キミヱ 予選敗退/8
石河恵美 第4位/8 銀メダル/5
工藤恭子 10 ベスト6/10
伊藤槙紀 11 第4位/8 第3位/3
(メダルなし)
木村はるみ 11 予選敗退/8

クラス説明:1〜5=車椅子選手、6〜10=立位選手、11=知的選手、いずれも数字の小さい方が重度障害