大会報道

全日本選手権大会カデットの部 〜14歳以下は龍崎と平野、13歳以下は竹崎と加藤がV〜

2012.11.19

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全日本選手権大会カデットの部が11月16〜18日、越谷市総合体育館(埼玉)で開催された。14歳以下男子シングルスは龍崎東寅(JOCエリートアカデミー)、女子シングルスは平野美宇(ミキハウスJSC山梨)、13歳以下男子シングルスは竹崎千明(野田学園中)、女子シングルスは加藤美優(JOCエリートアカデミー)が優勝した。


【14歳以下男子シングルス】龍崎が初優勝

20121119-02.jpg14歳以下男子シングルスは昨年のホープス王者龍崎がライバルの木造(愛工大附属中)を決勝で破って初優勝を飾った。

龍崎は準々決勝で松山(愛工大附属中)、準決勝で飯沼(長森中)を破って決勝に進出。対する木造は準々決勝で緒方(JOCエリートアカデミー)、準決勝で大西(愛工大附属中)を破って決勝に進出した。決勝は硬さの見られる龍崎に対して、サウスポーの木造が前陣両ハンド攻撃でワイドに攻め、2−1と優勢に立つが、ここから「緊張したまま負けるよりは、リラックスして思い切ってプレーしよう」と思ったという龍崎が伸び伸びとしたプレーで逆転。ダブルスのリベンジを果たし、中学校1年生同士の同級生対決を制した。

3位には変化の大きな投げ上げサービスと長いリーチを生かしたプレーで勝ち上がった飯沼と、パワフルなプレーで羽佳(青森山田中)を破った大西が入った。

 

【14歳以下女子シングルス】平野が2階級制覇

20121119-03.jpg14歳以下女子シングルスは昨年13歳以下の部を制した平野が小学生ながら初優勝を飾った。小学生の優勝は平成12年度の福原愛以来の快挙。

決勝の相手は夏の全中で3位の好成績を残した三條(ミキハウスJSC)。三條はバック面のツブ高ラバーでの変化攻撃とパワフルなフォアハンドドライブとスマッシュで決勝に進出。立ち上がり「足がガチガチだった」という平野から1ゲームを先制するが、平野が落ち着きを取り戻すと、持ち前の両ハンド攻撃で三條の変化攻撃を攻略し、続く3ゲームを連取。危なげない内容で優勝を決め、全日本ジュニア2位の実力を証明した。

3位には得点力の高いバックハンド攻撃を武器に勝ち上がった熊中(明徳義塾中)と、優勝候補の浜本(JOCエリートアカデミー)を破ったカット主戦型の橋本(ミキハウスJSC)が入った。

 

【13歳以下男子シングルス】カットの竹崎が初優勝

20121119-01.jpg13歳以下男子シングルスは攻撃力の高い選手を連破して、カット主戦型の竹崎がバンビの部以来の全国タイトルを手にした。竹崎は準々決勝で髙見(愛工大附属中)、準決勝でホープス王者の出雲(遊学館ジュニア)、決勝で三上(遊学館ジュニア)と攻撃力の高い選手を次々に倒し優勝。守備範囲が広く、粘り強く相手コートに返球するカットマンらしいプレーを披露し会場を沸かせた。クレバーなプレーを見せる三上も竹崎の守りの堅さの前にあっけなく敗れた。

3位には竹崎と熱戦を演じた出雲とボールタッチの柔らかいセンスある両ハンドを見せた宮本(21クラブ)が入った。

 

【13歳以下女子シングルス】加藤がライバル対決を制し優勝

20121119-04.jpg13 歳以下女子シングルスは加藤美優と伊藤美誠(豊田町卓球スポーツ少年団)の本命対決となった。先月行われた世界ジュニア選手権大会の代表選考会で優勝し、自信をつけたという加藤が普段は分が悪いというライバル対決を制して優勝を決めた。緊張せずに自分のプレーができたという加藤に対して、伊藤のプレーはやや積極性が欠けるように見えた。

3位にはラリー戦で粘り強さを見せたサウスポーの梅村(ミキハウスJSC)と異質攻撃型で準決勝まで勝ち上がった木村(三陽女子中)が入った。

 

【男子ダブルス】愛工大附属中ペアが8年ぶりの優勝

20121119-05.jpg男子ダブルスは木造勇人・松山祐季(愛工大附属中)が優勝した。木造・松山は台上のうまい木造とラリーに強い松山のコンビネーションで龍崎・緒方(JOCエリートアカデミー)を決勝で圧倒。「相手が何をしてくるかわかっていたので、試合前に立てた作戦通りにできたのがよかった」と愛工大ペア。

3位にはシングルスでも好成績を残した出雲・三上(遊学館ジュニア)と、青森山田勢で今大会唯一のベスト4入りとなった羽佳・沼村(青森山田中)が入った。

 

【女子ダブルス】明徳義塾中ペアが小学生ペアを撃破

20121119-06.jpg女子ダブルスは小脇瑞穂・熊中理子(明徳義塾中)が優勝した。決勝の相手は中学生ペアを連破して決勝に進出した伊藤・桑原(豊田町卓球スポーツ少年団)の小学生ペア。小脇・熊中は豊富な練習量を思わせる堅実なプレーで、型にはまらない小学生ペアに競り勝って3−0で優勝を決めた。

3位にはカットと攻撃の変則ペアで勝ち上がった加藤・竹内(JOCエリートアカデミー)とこちらも変則ペアの橋本・塩見(ミキハウスJSC)が入った。

 

詳細な記録は日本卓球協会ホームページに掲載されています。

日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/

 

今大会の模様は卓球レポート1月号に掲載。

 

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