大会報道

全日学選抜 〜吉村と楊婷が優勝〜

2012.11.26

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平成24年11月24~25日、第9回全日本学生選抜選手権大会が名古屋市北スポーツセンター(愛知)で開催された。この大会は今年の全日本大学総合選手権大会(個人の部)の男女シングルス上位選手と在学中の留学生で覇を競う大会だ。

 

【男子シングルス】吉村真晴が学生タイトル獲得

20121126-31.jpg男子シングルスは全日本チャンピオンの吉村真晴(愛知工業大学)が貫録のプレーで優勝し、見事に学生タイトルをゲットした。

吉村は愛知工業大学の地元・名古屋での開催とあって硬さが見られ、初日の予選リーグは2試合ともゲームオールと精彩を欠いた。しかし、決勝トーナメントに入るとようやく本領を発揮し、あらゆる領域からの両ハンドドライブを放って観客を魅了。これぞ吉村!という圧倒的な攻撃で栄冠を手にした。


 

■優勝インタビュー

ホッとしました。やっと取れたなという感じです。全日学の決勝では自分の力を発揮できず悔しい思いをしたので、今回こそは優勝したかったです。

初日は2試合とも苦しい試合でしたが、2日目は1試合ずつ調子を上げることができました。藤木選手とは今大会が初対決でした。ブロック力が高くてやりにくかったですが、自分から仕掛けるようにしたのがよかったと思います。

 

2位は藤木祥二(中央大学)。

これまでなかなか上位に届かなかった藤木が大ブレーク。フラット気味のバックハンドブロックで揺さぶり、低い姿勢のフォアハンドで動き回って攻め続けた。準決勝で青森山田高校の先輩・上田(青森大学)を下し、決勝では吉村に2対1とリードを奪うなど、大会を通じてはつらつなプレーで健闘した。

 

3位は上田仁(青森大学)。

全日学で吉村を下して学生王者になった上田が今大会も本命かと思われた。初日は好調なプレーで格の違いを見せ付けたが、2日目に入るとプレッシャーから精彩を欠き、受け身のプレーで藤木に押し込まれた。なんとか3位は死守したが、悔しさの残る大会となった。

 

4位は鹿屋良平(法政大学)。

思い切りの良い攻撃が持ち味の鹿屋。上田との3位決定戦、第1ゲームは立ち上がりから押し気味に進めたが、26対28で競り負けて流れをつかめなかった。

 

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【女子シングルス】楊婷が悲願の全国タイトル

20121126-36.jpgこれまで個人戦ではなかなか結果を残せなかった楊婷がうれしい初優勝。準々決勝以降は留学生対決が続いたが、前陣にしがみついて速攻を貫いて秦詩琪(大阪経済法科大学)、劉莉莎(専修大学)を連破。決勝は予選リーグで完敗した馬文婷(日本大学)との再戦となったが、ここでも最後まで思い切り良く攻め込んで、馬文婷のパワー攻撃を振り切った。


 

■優勝インタビュー

監督やチームメートが毎日練習してくれて、優勝できたことが本当に嬉しいです。

馬さんには予選リーグで負けましたが、試合前に勝ちたい気持ちが強く、考えすぎて緊張しました。決勝では1球ずつ自分の力を全部出し切ることを考えました。

 

2位は馬文婷(日本大学)。

長身を生かしたパワフルな両ハンドドライブが持ち味の馬文婷は、決勝トーナメント1回戦で劉笑利(近畿大学)に逆転して波に乗った。決勝は楊婷の猛攻をかわして最終ゲームまで追いすがったが、最後に息切れしてしまった。

 

3位は劉莉莎(専修大学)。

ディフェンディングチャンピオンの劉莉莎はサウスポーから繰り出す緩急自在の攻守で準決勝まで圧勝だった。しかし、楊婷の捨て身のカウンターに気勢をそがれ、無念の完敗。

 

4位は中島未早希(早稲田大学)。

前回2位の中島が3年連続でベスト4入り。予選リーグで留学生を連破して勝ち上がり。決勝トーナメント1回戦で笠原(大正大学)との全日学3位対決に競り勝った。

 

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詳細な記録は日本学生卓球連盟ホームページに掲載されています。

日本学生卓球連盟:http://jsttf.takkyu.ne.jp/

 

今大会の模様は卓球レポート1月号に掲載。