大会報道

世界ジュニア最終日(12/16)(2) ダブルスも中国勢が席巻

2012.12.17

<世界ジュニア選手権大会>

大会最終日は男女シングルスの準決勝と決勝、男女ダブルスの決勝、混合ダブルスの決勝が行われた。最終日は男女とも中国選手が席巻。中国人以外の選手は女子シングルスでベスト4入りしたゾルヤ(ドイツ)のみとなった。
 
【男子ダブルス】林高遠・徐晨皓 が初優勝。林高遠は個人戦初タイトル
●林高遠・徐晨皓 対 范勝鵬・樊振東

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練習からお互いに笑顔が見えるようなリラックスしたムードで始まった男子ダブルスの決勝だが、勝負にはお互いに手を抜かないというのが最近の中国のスタンダードになっているようだ。
林高遠・徐晨晧と范勝鵬・樊振東の対決は、第1ゲームでサウスポーで台上プレーもうまい林高遠ペアがレシーブで先手を取って先制。第2ゲームは林高遠ペアに対して、范勝鵬・樊振東が9-4と大きくリードするが、大きなラリーでミスを重ねて逆転負け。流れは完全に林高遠・徐晨皓に傾いた。第3ゲームもノープレッシャーで伸びやかな両ハンドを振る徐晨皓が勢いに乗ってプレー。無理に攻める范勝鵬・樊振東が失点を重ね5-11。半ばあきらめムードが漂う中、第4ゲームも完全に林高遠ペアが主導し11-6。最後はあきらめた范勝鵬・樊振東ペアがロビングを上げてファンサービス。これまで決勝で負け続けた林高遠は個人戦初タイトルを手にした。

 
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<林高遠・徐晨皓の左右ペアが同士打ちを制した、范勝鵬・樊振東は自分たちのプレーをさせてもらえず>
 
 
【女子ダブルス】顧玉婷・朱雨玲が2回目のタイトル
●顧玉婷・朱雨玲 対 顧若辰・劉高陽

20121218-04.jpgブラチスラバ大会で石川佳純・森薗美咲ペアを破って世界タイトルを手にした顧玉婷・朱雨玲ペアが、後輩の顧若辰・劉高陽の挑戦を受ける形となった。第1ゲームは果敢に攻める顧若辰・劉高陽に攻めきられてリードを許すが、第2ゲームは勝負勘と技術を兼ね備えた顧玉婷・朱雨玲が落ち着いてプレーし11-5と差をつけて1-1に。しかし、早い攻めの顧若辰とワイドにコースを突いて攻める劉高陽に対して顧玉婷・朱雨玲は守勢に。第3、第4ゲームを連取した後輩ペアが王手をかけるが、ここから先輩ペアが本領を発揮。切れたストップ、簡単には攻撃させないコース取りなど頭を使ったプレーで後輩ペアを圧倒。11-6、11-9,11-4と連取し、先輩の意地を見せつけた。

 
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<顧玉婷・朱雨玲は先輩の意地を見せた、わずかに及ばなかった顧若辰・劉高陽>
 
 
【混合ダブルス】樊振東・劉高陽が初タイトル
●樊振東・劉高陽 対 林高遠・顧若辰
20121218-07.jpg男女とも右左のペアリングの中国ペアが決勝に勝ち上がった。林高遠・顧若辰が台上プレー・ラリーともに攻撃力が高く、樊振東・劉高陽を圧倒。この4人の中では、攻守ともに若干レベルの落ちる劉高陽だったが、1-3とリードされたところから、無理せず攻めずにつなぎに徹して樊振東の攻撃力を引き出した。林高遠・顧若辰は優勢から油断したか、プレーが雑になり後輩ペアにまさかの逆転負けを喫した。ダブルスでも樊振東の1発の威力は群を抜いていた。樊振東は初出場にして今大会で負けたのは男子ダブルスの決勝のみ。団体・シングルス・混合ダブルスの3タイトルを手にした。

 

 
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<樊振東・劉高陽が逆転勝ち、林高遠・顧若辰は集中力を欠いたか>
 
 

今大会の情報は国際卓球連盟(ITTF)、日本卓球協会ホームページにも掲載されています。
国際卓球連盟:http://www.ittf.com
世界ジュニア大会ページ:http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2187&category=WTCJ
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp


今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載。

速報はツイッター(http://www.twitter.com/takurepo/)で配信中!(終了しました。お付き合いいただいた皆様ありがとうございました!)