大会報道

高校選抜大会 希望が丘と四天王寺が優勝

2013.03.27

<その他の国内大会>

第40回高校選抜大会が3月24〜26日、北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で開催された。今大会は記念大会として北海道以外の8ブロック(東北、関東、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州)の出場枠を1つ増やし男女各64校の出場、個人戦は東日本大震災復興支援として被害の大きかった岩手、宮城、福島、茨城の4県の出場枠を2名として男女各56名の参加。過去最大の選抜大会となった。大会は男女学校対抗とも混戦となり白熱した試合が展開された。

 

【男子学校対抗】希望が丘高校(福岡)が初優勝

 

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 決勝は初優勝を狙う希望が丘高校と準決勝で青森山田高校を破った愛工大名電高校(愛知)との対戦。2台進行で進められた決勝1番は田添健汰vs上江洲、2番は定松vs水野の対戦。両方とも各ゲーム中盤まで力を出し合うシーソゲームを展開。ゲーム終盤のここ1本の決定打で希望が丘高が上回り前半で2対0とリードを奪う。勢いに乗る希望が丘は3番田添健・上村のダブルスが松下・上江洲ペアを破って勝利。見事初優勝を果たした。
 石田真太郎監督は「選手たちが本当にやってくれました。試合を経てみんな調子が上がってきました。準決勝、決勝は強い気持ち、自信を持ってプレーしようと話し合いました。決勝は田添健、定松を前半に持っていく攻めのオーダーです。(優勝して)ベンチで『うるっ』ときました。今までの苦労が蘇ってきて……関係した皆さんに感謝したいです」とコメント。

 

 

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 2位の愛工大名電高校は準決勝で青森山田高校を破った。ラストの上江洲が竹岡(青森山田高)との激戦を制した。チーム一丸で戦うメイデン魂を見せた1戦だった。
 王者・青森山田高校(青森)は3位に終わった。エース森薗を中心に竹岡、坪井、下山とメンバーで臨んだがチーム戦の経験不足と常勝ゆえのプレッシャーに屈したか。夏のリベンジに期待。同じく3位の明徳義塾高校(高知)は堀、渡辺、田中、南谷とメンバーが揃っている。準々決勝で野田学園(山口)と激戦を展開。ラストで堀が気迫溢れるプレーで勝利した。その他、ベスト8をかけて対戦した滝川高校(兵庫)静岡学園高校(静岡)との大激戦の試合は見ごたえがあった。

 

【女子学校対抗】 四天王寺高校(大阪)が優勝

 

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 女子学校対抗決勝は連覇を目指す四天王寺高校と青森山田高校との対戦。男子同様1台進行で進められ1番で松平が相原を破り、1番で青森山田の宋が一之瀬に勝利し1対1。勝負所のダブルスは「練習時間が少し足りなかったけどいつも一緒にいるのでお互いが安心してプレーできる。」と語った松平・阿部が宋・山本に競り勝ち2対1。そして4番で阿部が強気のプレーで攻めきって山本に勝利し優勝を決めた。夏の悔しい敗戦を受けて阿部、森薗が強気のプレーが印象的だった。

 

 

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 2位の青森山田高校は宋、山本、相原、安藤の4名登録。宋、山本を軸に愛み大瑞穂(愛知)、県立岐阜商(岐阜)との接戦を制し決勝に進出した。
 3位は県立岐阜商業。加藤姉妹を中心にチームワークの良い全員卓球が魅力。準々決勝で優勝候補の希望が丘高校(福岡)を破って見事3位入賞を果たした。
 もう1つの3位は正智深谷高校(埼玉)。基本技術の高さが伺える安定感が光る好チーム。準決勝では四天王寺高校に2対1とリードするも惜しくも逆転負けを喫した。
 その他、予選リーグで岩国商業を破り決勝トーナメント進出を果たした新潟産大附高(新潟)とベスト8に進出した秋田商業(秋田)、愛み大瑞穂などの活躍が光った。

 

【男子シングルス・女子シングルス】

 

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 男子シングルスは坂井瑞輝(中京)がフットワークを活かした両ハンド攻撃で競り勝ち優勝を果たした。「今大会はバックハンドが少し不安だったので動いてフォアハンドを中心にプレーを組み立てたのが良かったです」
 女子シングルスは金丸あすか(横浜創英)がツブ高の変化プレーと堅いブロック技術で優勝。「関東大会は緊張して自分の力が出せなかったので今回は冷静にプレーすることを心がけて自分のプレーができました」

 

 

詳しい記録は全国高体連卓球専門部ホームページに掲載されています。
全国高体連卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/


今大会の模様は卓球レポート5月号(4月20日発売)に掲載されます。