大会報道

世界卓球2013パリ大会6日目③ 、男子複準決勝、岸川・水谷は銅メダル

2013.05.18

<世界卓球選手権大会>

岸川・水谷が2009年の横浜大会以来メダル獲得を決めた男子ダブルス。期待の1戦となったが、日本ペアはストレートで中国ペアに敗れ決勝進出はならなかった。一方、張・松平ペアを破った台湾ペアは中国ペアを破り、初の決勝進出を決めた。

 

20130517-01.jpg日本ペアは思い切りに欠けたか

20130517-01.jpg郝帥・馬琳の中国ペアが決勝へ

20130517-01.jpg岸川・水谷は準決勝の壁を打ち破れず

20130517-01.jpg陳建安・荘智淵は強気のプレーで中国を撃破

20130517-01.jpg台湾ペアは初の決勝進出

郝帥・馬琳(中国) 7,9,10,12 岸川・水谷(日本)
陳建安・荘智淵(台湾) 6,6,-9,-9,5,8 王励勤・周雨(中国)

岸川・水谷は決勝進出をかけて中国ペアに挑戦した。第1、2ゲームは決定力で勝る中国ペアが連取。これ以上離されたくない日本ペアは、台上からアグレッシブに攻めて第3ゲーム10-7とリード、しかしここから守りに入ったかミスを連発し、まさかの逆転を許してしまう。0-3と後がない日本だが、第4ゲームもジュースで食い下がる。しかし、日本のエースボールをさらに厳しいボールで返されるなど実力差を感じさせられる場面も。チャンスはあったが、岸川・水谷はまたしても中国ペアに決勝進出を阻まれる結果となった。

陳建安・荘智淵は序盤から激しいラリーで中国ペアを上回る動きを見せて2-0とリード。本気で優勝を狙いに来ていないとはいえ、世界王者王励勤と中国チャンピオンの周雨という中国ペアもかみ合えば強い。2ゲームを返された台湾ペアだが簡単に粘り強いプレーで中国を圧倒。どこか覇気のない中国ペアを退けて決勝進出を決めた。

■岸川聖也・水谷隼インタビュー
「点数がリードしているゲームが2ゲームありましたが、1点が遠かったです。最初の2ゲームはしょうがないにしても、3ゲーム目取って流れを変えていれば、また違ったと思います。4ゲーム目も10対9でしたが、その2ゲームを落としたら厳しいです。
馬琳のサービスはチキータしやすいので、もっと行きたかったのですが、フォアでのレシーブを多めにやってしまいました。失敗です。
(2009年横浜大会とは)違った意味のあるメダルです。僕たちは横浜でのメダル獲得を目指してジュニア時代からやってきて、それを達成してモチベーションが下がりました。その後、オリンピックのシングルスを目指して世界ランキングを上げてきて、オリンピックでは丹羽とダブルスを組み、世界選手権大会で(水谷とのペアで勝つ)と思う時間がなくなりました。また隼(水谷)と組んでメダルを取れたことには、横浜とはまったく違ううれしさがあります。そして、これ以上を目指せるペアに成長できると思います」と岸川。

「3ゲーム目の10対7、あそこを取れなかったのは痛いです。僕のプレーが弱気になる場面が多く、もう少し強気で行けばよかったと思います。(タイムアウトを取るべきだったのではという指摘もあるが)試合が進む中で次に取るタイミングが来ると思っていたので、あの場面でのタイムアウトは考えていませんでした。馬琳のレシーブだったので、やりづらく、長いレシーブが来ると予測していたら2本とも短く、ストップ対ストップで相手の方が技術の質がよく、対応できませんでした。もっと長い展開にすべきでしたが、相手に打たれるのが怖くて、戦術を間違ってしまいました。
(中国との差は)こちらがチャンスボールを攻め切れませんでした。コースも、どちらへも打てたのに、こっちに打って点を取られて、あっちにしておけば……というのがあります。相手がというよりも、自分たちが簡単に行きすぎました。
金メダルのチャンスがあったのに悔しいです。来年、東京の世界選手権大会で勝てるようにがんばります」と水谷。



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