大会報道

第12回全中国運動会7日目② 〜男子単ベスト8が決まる〜

2013.09.07

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9月1日〜10日まで、鞍山市奥体中心体育館(鞍山)にて第12回全中国運動会が開催されている。この大会は4年に1回、40種の競技の中国一が決められる大会だ。中国卓球界ではこの大会の位置づけは非常に高く、レベルの高い争いが繰り広げられている。大会7日目は男女シングルスの3回戦、男女ダブルス1回戦、混合ダブルス準決勝〜決勝が行われる。男子シングルスは全試合を終えベスト8が出そろった。
 

馬琳は崔慶磊に敗れベスト16で姿を消した

程靖淇は王皓からマッチポイントを奪うも勝ちきれず
 
梁靖崑は両ハンドパワードライブで馬龍に肉薄
 
張継科は初優勝に向かって調子を取り戻しつつある
 
閻安は台上で先手を取り周雨に団体戦のリベンジ
 

■男子シングルス3回戦
馬龍(北京) 9,10,-6,-3,7,10 梁靖崑(河北)
王励勤(上海) 3,6,9,-5,6 陳杞(解放軍)
崔慶磊(河北) 10,9,10,8 馬琳(江蘇)
王皓(解放軍) -10,-7,-9,12,7,9,5 程靖淇(河北)
張継科(山東) 9,-8,-4,8,7,5 張超(広東)
樊振東(解放軍) -13,2,6,6,9 劉イ(福建)
閻安(北京) -10,3,-6,14,9,6 周雨(解放軍)
許昕(上海) 6,6,2,8 郝帥(天津)

男子シングルス3回戦は、ナショナルチーム1軍レベルでも全く油断できない。特にベテラン・中堅選手に向かってくる若手選手の勢いには目を見張るものがある。
馬龍と対戦した梁靖崑も17歳(1996年生まれ)とは思えない体格とパワーで馬龍を圧倒する場面も見られた。敗れはしたが、中国以外にとっても恐ろしい選手になる可能性は高い。
馬琳は崔慶磊のバランスのいいプレーになす術なく敗れた。馬琳のサービスにも、切れたツッツキにも対応し、テクニックも馬琳と互角以上のものを見せた。
王皓はサウスポーで長身の程靖淇に0対3でマッチポイントを握られるところまで追い詰められたが、決めきれない程靖淇に意地と粘りの王皓が大逆転勝利を収めた。
1回戦敗退の危機をくぐり抜けた張継科は徐々に調子を取り戻しつつあるように見えた。特にバックハンドでは球威も安定感も昨日よりは上がっている。
樊振東はループドライブのいわゆる「カット打ち」をほとんど使わずに、全球攻撃のフォアドライブで劉イを打ち砕いた。
閻安は周雨とレベルの高いラリー戦を繰り広げたが、2対2からサービス、レシーブで先手を取った閻安が2ゲームを連取して勝負を決め、団体戦の借りを返した。周雨のバックハンドもすさまじいスピードだが閻安はこの試合ではよく対応していた。

明後日(9/9)の準々決勝の組み合わせは以下の通り。
馬龍 - 王励勤
崔慶磊 - 王皓
張継科 - 樊振東
閻安 - 許昕


卓レポ.comでは連日の熱戦の様子を最終日の9月10日までお届けします!


今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
中華人民共和国第12届運動会(記録ページ):http://results.liaoning2013.com.cn/Info2013/html/zh-cn/pages/CRS/DisciplineResult.htm?DisciplineCode=TT&DisciplineID=31

 


今大会の模様は卓球レポート11月号(10/20発売)に掲載。