大会報道

第68回国民体育大会 〜成年男子は東京が地元優勝!〜

2013.10.04

<その他の国内大会>

第68回国民体育大会「スポーツ祭東京2013」の卓球競技が東京都府中市の郷土の森総合体育館で開催された。各都道府県を代表する選手たちの熱いプレーが随所に見られ好試合の連続だった。

【成年男子】地元開催の東京都が2連覇

松平賢二の勝利で地元東京の優勝が決まった

東京は2年連続6度目の優勝
 
成年男子は開催地東京都が高木和、松平賢二、松平健太の豪華メンバーで優勝を決めた。青森県との一戦は決勝戦に相応しく見応えのあるラリー戦が繰り広げられた。トップは松平健太と上田と対戦。青森山田高時代の同級生対決は、序盤から攻守が目まぐるしく変わる激しいラリー戦を展開。ゲームカウント2対1で迎えた第4ゲームは上田がリードし10-4とリード。最終ゲームに持ち込むかと思われたがここから松平の驚異的な粘りで大逆転勝利で東京都が先制。2番は高木和と大矢の対戦。こちらも同級生対決!大矢が得意のバックハンドドライブで攻め立てるが小刻みに動き粘り強くフォアハンドドライブで応戦した高木和が接戦を制した。3番は松平賢二と町。序盤は町がダイナミックな両ハンドプレーで左右に揺さぶりリードを奪うが、後半に入り松平の動きが研ぎ澄まされ町の攻撃を上回る動きの良さを見せてゲームオールで勝利。結果3-0で東京都が優勝を決めた。
2位の青森県は決勝もスコアは3-0だがどの試合も競り合っている。3位には水野、小野、軽部がメンバーの宮城県と平野、吉村、有延がメンバーの山口県が入った。


【成年女子】石川佳純擁する山口県が初優勝

石川佳純、満員の会場で勝利のジャンプ

山口県は初優勝
 
山口県が石川佳純の活躍で優勝を果たした。決勝戦は東京都。トップで石川が天野と対戦。 攻守のバランスが良くストレートで勝利し山口県が先制。しかし続く2番で阿部が重本に競り勝ち1対1に。3番は永田と三浦の対戦。ここはカットの永田が粘り強いプレーでゲームオールジュースの勝利で山口県が2対1とリード。そして4番は石川と阿部の対決。声を出して気迫溢れるプレーを見せる石川が終盤の競り合いをものにし勝利。決まった瞬間ハイジャンプのガッツポーズで歓喜の優勝をはたした。他のメンバーも永田は決勝で、重本は準々決勝の岐阜戦のラストで勝利しそれぞれが力を発揮した優勝だった。
2位の東京都は開催地として堂々のプレーを披露。阿部は大黒柱としてプレーでも力強くチームを牽引した。3位には土田美紀と土井を軸に静岡県との接戦を制した広島県と、松澤、丹羽、鈴木のメンバーで茨城県を破った青森県が入った。

【少年男子】青森県が3連覇

ラストは坪井が決めた

青森県は3年連続17度目の優勝
 
森薗、坪井、及川の青森山田高メンバーが優勝。選抜とインターハイでつかめなかった団体優勝を国体で果たし意地を見せた。エース森薗は持前のガッツ溢れるプレーでチームを優勝に導いた。最後は坪井が動きの良さを見せて勝利し優勝を決めた。
2位は上之洲、松下、松田がメンバーの愛知県。松下が裏面とフォアハンドの連携が良く決勝進出の原動力となった。3位には田添健汰率いる福岡県を破った坂野、酒井、郭のメンバーの岐阜県と吉村、平野、難波がメンバーの山口県が入った。

【少年女子】接戦を制した岐阜県が19年ぶりの優勝

加藤杏華が大接戦の幕を閉じた

岐阜県は19年ぶり2度目の優勝
 
大接戦の少年女子決勝は岐阜県が振り切り感動の優勝を果たした。埼玉県との決勝は1番で妹の加藤杏華が牛嶋にゲームオールで勝利し続く2番でも姉の加藤知秋が平真由香に勝利。そして3番はカットの王佳玉と平侑里香。第1、第2ゲームをジュースで落とした平は第3ゲームも4-10。しかしここから埼玉県が驚異的な挽回を見せる。平はミスを恐れず丁寧なカット攻略で挽回すると第4ゲーム、最終ゲームも気持ちを切らさず打ち切り大逆転勝利。続く4番も加藤知秋が牛嶋のカットにゲームオールジュースで敗戦。流れは完全に埼玉県に傾いたかと思われたがラストを任された加藤杏華が嫌な流れを払しょくする強気のプレーを展開。逆にプレーが硬くなった平真由香に対して気持ちで押し切った。劇的な展開は岐阜県が感動の優勝で幕を閉じた。
2位の埼玉県は惜しくも優勝を逃したがこの大会で選手たちは貴重な経験を積んだことだろう。これからの活躍に期待したい。3位には宋恵佳、山本、相原で大阪府を破った青森県と石川佳純の妹梨良と高橋、村上の山口県が入った。


今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/
スポーツ祭東京2013:http://www.sports-sai-tokyo2013.jp/


今大会の模様は卓球レポート11月号(10/20発売)に掲載。