大会報道

世界卓球2014東京大会4日目⑥ 【男子団体】日本が1位通過

2014.05.02

<世界卓球選手権大会>

JA全農世界卓球東京2014東京大会(4月28日〜5月5日)4日目の5月1日は、第1ステージ予選グループリーグの最終試合が行われ、決勝トーナメントに進出する各グループの上位3チームが決定する。16時30分から行われた予選グループリーグ最終戦の日本対ハンガリーに3対2で勝利した日本は1位通過を決めた。
 

初出場の塩野はキレのあるプレーを見せた

今大会、岸川にとっては苦しい戦いが続く

最後はエースが1位通過を決めた

<男子グループC
 日本 3−2 ハンガリー
○水谷 6,9,4 パタンティウス
 岸川 -3,-9,-8 コシバ○
○塩野 7,3,13 ラカトス
 岸川 -9,10,-7,-11 パタンティウス○
○水谷 3,6,5 コシバ

ルーマニア 3−2 ポルトガル
ギリシャ 3−1 フランス


<男子グループD
朝鮮民主主義人民共和国 3−2 韓国
台湾 3−0 スペイン

スウェーデン 3−2 ベラルーシ

初戦でギリシャに敗れた日本だが、何とか予選グループリーグ1位通過を決め、決勝トーナメントは準々決勝からの出場となった。これでメダル獲得にぐっと近づいた。
1位通過のために負けられないハンガリー戦は、けがの不安のある水谷を2点起用というオーダーとなった。また、ギリシャ戦で2点を落としていた岸川を再び2点起用。後半戦のためには、ここで勝利を挙げておきたいという思惑があっただろう。そして3番には今大会初出場の塩野。初戦で勝っていればもっと出番は早かったはずだと倉嶋監督が語ったが、塩野も後半戦を見据えて、一度はコートに立っておきたいところだろう。
トップで出場したのは水谷。相手のパタンティウスは荘智淵を破った経験もあるカット主戦型だが、水谷はパタンティウスのカットを苦にせず、問題なく攻略。ストレートでさい先のいいスタートを切った。
2番の岸川は両ハンドの勢いのあるコシバに押される展開。本来、安定感では上回る岸川だが、リスクを負った攻撃が裏目に出てコシバの優勢に。岸川は流れを呼び戻せずにストレート負け。
初出場の塩野は、最初こそ硬さが見られたものの、カット攻略が得意ではないラカトスに対してカットの回転量の変化でミスを誘い、2ゲームを連取。第3ゲームは塩野のボールに慣れてきたラカトスの攻撃が決まり出すが、塩野が本来の粘り強さと思い切りのよさを見せてジュースを制し遅い初戦を白星で飾った。
4番の岸川はカット攻略には定評があるが、やはり実力が発揮できない。第2ゲームのジュースを制したものの、いやな流れを立ちきることができずに第3,4ゲームを落として敗戦。
ラストの水谷は、さすがエースといった余裕のある試合内容で両ハンドの威力のあるコシバに試合をさせずにストレート勝ち。
松平、岸川らがなかなか本来の実力を発揮できない苦しい状況で、日本は予選グループリーグ1位通過を決めた。

 

今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)・7月号(6月20日)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会/公式サイト:
http://www.2014wtttc.com
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2014東京:
http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2278&category=WTTC