大会報道

甲府インターハイ4日目②女子学校対抗準決勝 〜四天王寺と希望が丘が決勝へ

2014.08.07

<インターハイ>

大会4日目の午前9時から女子学校対抗の準決勝が行われ、第1シードの四天王寺、第2シードの希望が丘がそれぞれ決勝進出を果たした。

 

140804-1.jpg芝田は力のあるフォアハンドを武器に先取点を挙げた
 
140804-2.jpg森薗は椛澤との速いラリーを制した

140804-2.jpg明徳義塾は3年生が少ない中、チーム一丸で戦い抜いた
 

●四天王寺(大阪) 3対1 明徳義塾(高知)

 昨年に続いて連覇を狙う四天王寺は、春の高校選抜で敗れた明徳義塾と対戦。前回対戦では敗れた四天王寺はリベンジに向けて気迫十分。1番の芝田は持ち前の強烈なフォアハンドドライブを中心に怒濤の攻撃を見せて、1年生の熊中に3対0で勝利。チームに勢いをつけた。
 2番は森薗対椛澤。明徳義塾はチームの柱である椛澤で得点を狙うが、森薗はコースを突いた厳しいボールに対しても反応よく返球し、3対1で勝利。決勝進出に王手をかけた。
 ダブルスは阿部/芝田対椛澤/竹本との対戦。勝敗を左右するダブルスの行方に注目が集まったが、2対0とリードする四天王寺の阿部/芝田はレシーブから積極的な攻めを見せた。一方の椛澤/竹本も、丁寧にラリーをつなげるうまさで僅差の戦いを広げた。しかし、最後は一発の威力がある阿部/芝田が上回り、3対0のストレート勝ち。
 敗れた明徳義塾の佐藤利香監督は試合を振り返り、ベスト4進出を果たした選手たちの奮闘を称えた。
 この結果、四天王寺は昨年に続いての決勝進出。阿部、森薗の3年生、強力なドライブで得点を重ねる芝田、新戦力の三條などどこからでも得点を狙える選手層で連覇を目指す。

■明徳義塾 佐藤監督のコメント
「1、2年生が多いなか3年生が中心となって、ベスト4入りという高い壁をよく越えてくれました。準決勝は各選手の技術的な差は大きくありませんでしたが、層の厚い四天王寺高校に対して、早い段階でリードしたいという焦りからミスが出てしまいました。この敗戦を春の選抜に生かしていきます」

 

140804-3.jpg勝負を左右するダブルスで勝利した前田(左)/中澤

140804-4.jpg思い切りのよい攻撃でラストを飾った中澤

140804-4.jpg平はチームの柱として一矢報いた

●希望が丘(福岡) 3対2 正智深谷(埼玉)

 春の選抜で優勝を果たすなど充実した戦力でインターハイに臨む希望が丘。王者、四天王寺に劣らない総合力の高さでここまで勝ち進んできた。対する正智深谷は平、牛嶋の主戦に加え、1年生の弓立の活躍も目立つ。
 オーダーにも注目が集まった両校の対戦は、前田対牛嶋の1戦で幕を開けた。スピード、回転ともに鋭い前田のドライブが決まり、リードを広げるが牛嶋も粘りのカットで持ち直す展開に。その中で勝敗を分けたのは前田の丁寧なカット打ちだった。特に、勝負どころでは甘いボールを見逃さずに打球する徹底した好球必打で3対0の勝利。見事に先陣を切った。
 2番は正智深谷のエース、平と德永の一戦。德永の左右への角度のあるドライブ攻撃に苦しみ、1ゲームを奪われた平だったが、中盤以降は打球への反応がよく、速いラリー展開の中で得点を重ね、エースとしての役割をしっかりと果たした。
 勝負の要となるダブルスは前田/中澤対平/弓立の対戦。前日までダブルスを組んでいた田口は体調不良のため欠場となった。序盤は平/弓立が鋭いドライブで得点を重ね、第1ゲームを先取。しかし、第2ゲームからは前田/中澤が厳しいレシーブで相手の攻撃を防ぐ展開から威力のあるボールを打ち込み、逆転勝ち。勝敗を大きく左右するダブルスで勝ち星をつかんだ。
 4番は趙対弓立の対戦。王手をかけた希望が丘の趙は勢いそのままに力強いフォアハンドドライブで弓立にチャンスを与えず、2対0とリードを広げた。しかし、そこから弓立がバックハンドを軸にした攻撃で盛り返し、3ゲームを立て続けに連取。土壇場から見事に逆転勝利を飾った。
 勝敗が決する5番は中澤対竹前の戦い。威力十分のドライブで攻め立てる中澤に対して、正智深谷の主将・竹前も気迫あふれるプレーで応戦。各ゲームとも競り合いとなったが、勝負を左右する場面で中澤のドライブが決まり、3対0で勝利。熱い戦いに終止符を打ち、決勝進出を決めた。

■正智深谷 平監督のコメント
「日本一ということを目標にやってきたので、準決勝で敗れたことは悔しいです。しかし、選手たちが精一杯戦い抜いてくれたので満足しています。部員数が少ない中でそれぞれの選手ががんばってくれました。来年は接戦となったところで勝ち抜ける力をつけて、またインターハイの場に戻ってきたいと思います」

 


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成26年度全国高等学校総合体育大会:http://www.zen-koutairen.com/2014soutai/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載予定です。