大会報道

第11回全日本学生選抜卓球選手権大会 〜大島、温が初優勝を飾る〜

2014.12.01

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11月29〜30日になみはやドーム(大阪)で外国人留学生を含めた学生が大学日本一を争う全日本学生選抜選手権大会が開催された。男子シングルスでは大島祐哉(早稲田大)、女子シングルスでは温馨(日体大)がそれぞれ初優勝を飾った。

大島、温が初優勝を飾る

【男子シングルス】大島が悲願の全国大会初タイトルを獲得
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大島は強豪を連破して悲願の初優勝!

20131125-02.jpg王は得意のバックハンドを軸に3年ぶりに決勝進出
 
 男子シングルスはこれまで数多くの大会で上位に進出するも優勝にはわずかに届かなかった大島が全国大会初タイトルを獲得した。
 決勝トーナメントでは準々決勝で丹羽(明治大)、準決勝で吉村(愛知工業大)と並みいる実力者を接戦で破った。なかでも丹羽との一戦は「レシーブを迷いなくできた」と語り、一つ一つのプレーに高い集中力を見せて全日本王者に勝利した。
 決勝の王凱(専修大)との試合では「王選手が得意なバック対バックで負けないことを意識してプレーした」というとおり、バックでの打ち合いや大きなラリー戦でポイントを重ね、見事栄冠を手にした。
 2位の王は恵まれた体格を生かした力のあるドライブで田添(専修大)、町(明治大)といった強打者を打ち破った。決勝では大島に惜しくも敗れたが、昨年のベスト4から順位を挙げて、3年ぶりに決勝進出を果たした。
 3位の吉村は準決勝の大島戦で鋭いドライブを武器にリードしたが、勝負どころでの失点が重なり、2年ぶりの優勝にはわずかに及ばなかった。
 4位の町は両ハンドから繰り出されるダイナミックなプレーで滝澤(明治大)、厚谷(専修大)らを破り、ベスト4に入賞した。

【女子シングルス】温が粘り強いプレーで大会を制す20131125-04.jpg
温が昨年のベスト16から大きな躍進を遂げた

20131125-05.jpg佐藤は安定した両ハンド攻撃で強豪を連破した
 
 女子シングルスは昨年ベスト16の温が初優勝を飾った。決勝トーナメント1回戦では山本(中央大)にマッチポイントを握られながらも、逆転勝ち。これで勢いに乗ると準々決勝で劉笑利(近畿大)、準決勝で秦詩琪(大阪経済法科大)と外国人留学生を連破して決勝に進出を果たした。
 決勝では佐藤(淑徳大)の前陣での速い攻撃に苦しみリードを許したが、粘り強く戦い抜いて王座をつかんだ。
 2位の佐藤は決勝トーナメント1回戦で全日学王者の丹羽との同士討ちに勝利すると、準々決勝では昨年の覇者、鈴木を打ち破った。決勝では温の攻撃に押されて逆転負けを喫したが、ラリー戦でのミスが少なく、最後まで安定したプレーを見せて初の決勝進出を果たした。
 3位には力強いドライブと技術の高さを見せた秦が入った。準々決勝では楊婷(淑徳大)とのゲームオールジュースに及ぶ壮絶な打ち合いを制して、準決勝に駒を進めた。
 4位の成本(同志社大)はサウスポーから繰り出す左右への打ち分けが光り、昨年のベスト8からランクアップ。初の4強進出を決めた。


今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
関東学生卓球連盟:http://kanto-sttf.jp
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/

今大会の模様は卓球レポート1月号(12/20発売)に掲載。