大会報道

全日本卓球2015 水谷、5回戦で薄氷の勝利

2015.01.16

<全日本卓球選手権大会>

男子シングルス5回戦は白熱した試合が目白押しとなった。全日本チャンピオンの水谷(beacon.LAB)は笠原(協和発酵キリン)に1対3と追い詰められたが、苦しみながらも粘り強いプレーで逆転勝ちを収めた。
 

水谷は苦しみながらも6回戦に駒を進めた
 
ラリー戦に強さを見せた笠原だが水谷に一歩及ばず
 
松平は前陣両ハンドで張の固い守備を破った


第1シードで優勝候補筆頭の水谷が同級生の笠原に追い詰められた。笠原はラリーでの安定感にボールの威力も増してきて、打ち合いで水谷と互角以上の展開に。1対3とあとがなくなったところから、水谷は下がらずにバックハンドでの攻撃も見せて2対3に。第6ゲームは水谷ペースで10-5とリードを広げるが、そこから追いつかれるも、危うく逃げ切り最終ゲームに。水谷は苦しみながらも10-8とリードしマッチポイント。しかしここからまた笠原が粘りを見せて10-10に。しかし、最後は水谷が王者らしい集中力の高い攻撃で2点を連取し、何とかこの難所を乗り切った。
このほか、岸川(ファースト)も濵川(日鉄住金物流)のサウスポーからの鋭い攻撃に苦戦したがゲームオールで勝利。松平健太(JTB)は張(東京アート)の堅いブロックを攻めきって6回戦に駒を進めた。
塩野(東京アート)はカット打ちの得意な酒井(JOCエリートアカデミー/帝京)に多彩な攻守でミスを誘い4対3で勝利。神(明治大)は高校の後輩の坪井(青森山田高)と激しい打撃戦をガッツあふれるプレーで乗り越え、ランク入りを決めた。


<男子シングルス5回戦>
水谷(beacon.LAB) 4-3 笠原(協和発酵キリン)
森薗(明治大) 4-3 時吉(ZEOS)
吉村真(愛知工業大) 4-3 森田(シチズン)
森本(協和発酵キリン) 4-1 高木和(東京アート)
岸川(ファースト) 4-3 濵川(日鉄住金物流)
軽部(シチズン) 4-0 及川(青森山田高)
松平健(JTB) 4-3 張(東京アート)
上田(協和発酵キリン) 4-1 松浦(専修大)
吉田(Global Athlete Project) 4-1 久保田(シチズン)
塩野(東京アート) 4-3 酒井(JOCエリートアカデミー/帝京)
大島(早稲田大) 4-1 村松(JOCエリートアカデミー/帝京)
神(明治大) 4-3 坪井(青森山田高)
吉田(愛知工業大) 4-0 吉村和(野田学園高)
松平賢(協和発酵キリン) 4-1 御内(シチズン)
丹羽(明治大) 4-1 大矢(東京アート)
藤本(日鉄住金物流) 4-3 渡辺(明徳義塾高)


詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://japantabletennis.com/zennihon2015/
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2014/

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全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。