大会報道

第22回アジア選手権大会3日目② 〜女子団体は中国が5連覇。日本は優勝ならず〜

2015.09.29

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9月26日〜10月3日まで第22回アジア選手権大会がタイのパタヤスポーツスタジアムで開催されている。大会3日目は前日までに引き続き、団体戦が行われた。女子団体の決勝では中国が日本を破り、5大会連続の優勝を決めた。


150928-05.jpg中国が日本を破り、5連覇を達成

150928-06.jpgエースの丁寧は圧巻のプレーで伊藤に勝利
 
150928-07.jpg福原は第1ゲームを取れなかったことが悔やまれる
 
150928-08.jpgバックハンドからの展開で1ゲームを奪い、一矢報いた平野

<女子団体決勝>

 中国 3−0 日本

◯朱雨玲 9、5、9 福原

◯丁寧 2、3、6 伊藤

◯陳夢 -4、4、8、8 平野

 丁寧 ー 福原

 朱雨玲 ー 伊藤

 

 台湾、香港を破って決勝に進出した日本は1番で福原が登場。対する王者・中国は準決勝の韓国戦に続き、朱雨玲がトップで出場した。福原は第1ゲームの序盤、積極的な攻めの姿勢がはまり、最大6点のリードを奪ったが、朱雨玲の回転量の多いバックハンドからチャンスをつくられ、9-11でこのゲームを落とした。相手に傾いた流れをひき戻したい福原だったが、2ゲーム目以降は朱雨玲の安定感のある堅実なプレーを崩すことができなかった。

 2番の伊藤は6月のジャパンオープンでも対戦した世界チャンピオンの丁寧と再戦。持ち味である打球点の早い攻撃で丁寧を左右に揺さぶったが、丁寧はこれに動じることなく、高い身体能力を生かしたプレーでリードを広げた。伊藤もなんとかくらいつこうとするが、女王の丁寧の前に屈した。

 後がない日本は3番で平野が出場し、陳夢と対戦。苦しい展開になることが予想されたが、ラリー戦の中で連続して強打するなど強気のプレーが功を奏して1ゲームを先制した。第2ゲーム以降も、陳夢にひけをとらないプレーを見せたが、威力のあるドライブを防ぐことができず、1対3で逆転負けを喫した。

 日本は石川をけがで欠く中、各選手たちが一致団結して決勝に進出したが、中国の厚き壁を崩すことはできなかった。一方、中国はエースの丁寧を中心に王者の強さを見せて2007年から5大会連続の優勝を飾った。


■日本代表村上監督の談話
「1番の福原は序盤、勢い
に乗りかけましたが、そこから朱雨玲に流れをつかまれてしまいました。実力は中国の方が上なので、流れをうまく利用して少しでもチャンスを引き寄せないと(勝つことは)難しいですね。非常に悔しいです。その中で、3番の平野は自分らしいプレーができていました。決勝を前にいい準備ができていましたし、大舞台にも飲まれることなくプレーしていました。また、今大会の団体戦全体を振り返ると、伊藤が台湾、香港のエースに勝って決勝に進出できたことは収穫でした。また、台湾、香港に3対0とストレートで勝利して決勝に進出できたことも今後に向けての好材料となりました」


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今大会の模様は卓球レポート12月号(11/20発売)に掲載予定です。