大会報道

全日本マスターズ 〜田中、中村がサーティで優勝〜

2015.10.26

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平成27年度全日本選手権大会(マスターズの部)が10月23〜25日、キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター(山口)で開催された。年代別の男女シングルス各9つのカテゴリで熱戦が繰り広げられた。男子サーティでは田中雄仁(育英高校職員)が2連覇、女子サーティでは中村亜紗美(徳山卓研)が初優勝を飾った。


【男子】

 男子サーティは田中雄仁(育英高校職員)と藤森勇貴(ふじもりTTC)が決勝に進出した。決勝は藤森が第1、第2ゲームを連取したが、3ゲーム目以降は田中が両サイドに強烈なドライブを決めて形成を逆転。見事、昨年に続く連覇を達成した。
 男子フォーティは渡部将史(琉球アスティーダ)が2年ぶりに優勝を果たした。準々決勝から決勝まで全てフルゲームにもつれたが、ここ一番でフットワークを生かしたフォアハンドドライブが光った。決勝では枝広一志(関西クラブ)の固いブロックを打ち破り、歓喜の涙を流した。
 男子フィフティは長濱啓作(グリーンクラブ)がうれしい初優勝。同年代の選手の中でも群を抜いていた豪快なフォアハンドドライブを武器に、勝利を重ねた。準決勝で坂本憲一(日産追浜)とのフルゲームに及ぶ激闘を制すると、決勝では江浜勲(日産追浜)を打ち破り、栄冠をつかんだ。

 

ホープス男子両コーナーを突いた攻撃でサーティの部を制した田中

ホープス男子渡部は気力を振り絞り、フォーティの部の優勝をつかみ取った

ホープス男子豪快なプレーで対戦相手を圧倒したフィフティの部の長濱


 

【女子】

 女子サーティは平成16年度全日本選手権大会の単複で2位に入賞するなど、日本のトップで活躍した中村亜紗美(旧姓・末益)が初優勝。バック面の異質ラバーを駆使したプレーで順当に勝ち上がり、決勝では昨年まで2連覇中の安部香織(長吉卓球センター)のカットを攻略した。
 女子フォーティは佐原有美(圓クラブ)が4連覇を達成した。決勝トーナメントでは相手に大きくリードされたところから逆転するシーンも見られるなど、粘り強く戦い決勝に進出した。決勝は4年連続で島村美恵(MD相模)との対戦となったが、今回の対戦でも島村の挑戦を退け、頂点に立った。
 女子フィフティは稲川佳代(COLOR)が苦しみながらも3連覇を決めた。ピンチに見舞われる場面もあったが、高い集中力を維持して決勝進出を果たした。決勝は大嶋由美(八尾ひまわり)のカットと攻撃を織り交ぜたプレーが光り、最終ゲームまでもつれたが、第5ゲームは稲川が好機でスマッシュを決めて勝利。激闘に終止符を打った。

 

東京アート表彰サーティの部の中村は安定感抜群のプレーで初の女王に

ホープス男子他選手の挑戦を退けて4連覇を達成したフォーティの部の佐原

ホープス女子フィフティの部で優勝を決めた稲川は、喜びを爆発させた


各カテゴリーの優勝者は以下の通り。
【男子サーティ】田中雄仁(育英高校職員・兵庫)
【男子フォーティ】渡部将史(琉球アスティーダ・沖縄)
【男子フィフティ】長濱啓作(グリーンクラブ・大阪)
【男子ローシックスティ】小松繁(アトムズ・兵庫)
【男子ハイシックスティ】吉田雄三 (ヨシダスポーツ・高知)
【男子ローセブンティ】中村提見(サザンンクロス・埼玉)
【男子ハイセブンティ】原田武(ヒロタクスポーツ・広島)
【男子ローエイティ】正野素行(大阪卓球ベテラン会・大阪)
【男子ハイエイティ】神崎榮藏(枡江卓球同好会・宮城)
【女子サーティ】中村亜紗美(徳山卓研・山口)
【女子フォーティ】佐原有美(圓クラブ・愛知)
【女子フィフティ】 稲川佳代(COLOR・東京)
【女子ローシックスティ】日下部鈴子(チャイム・神奈川)
【女子ハイシックスティ】板谷典子(HPC・大阪)
【女子ローセブンティ】長澤征代(武蔵野クラブ・東京)
【女子ハイセブンティ】吉村美智恵(COSMOS・福岡)
【女子ローエイティ】 珠玖幸子(浜卓会・神奈川)
【女子ハイエイティ】井上幸子(八日市クラブ・滋賀)

今大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp

今大会の模様は卓球レポート12月号(11月20日発売)に掲載されます。