大会報道

日本リーグ40周年記念 日本リーグ選手権大会 〜藤村友也と石垣優香が優勝〜

2017.04.24

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4月20~23日まで「日本リーグ40周年記念 日本リーグ選手権大会」がグランドプリンス新高輪(飛天の間)と港区スポーツセンターで開催された。注目は男女シングルス決勝戦。試合会場はホテルのホールで観客はテーブルに座り観戦する初めての試みが行われた。1977年に設立された日本リーグ。40年という長い歴史の中で記念すべき1日となった。


決勝の舞台となったグランドプリンスホテル新高輪

国家独唱を務めた三戸大久さん(左)とラウンドガールの水野杏美さん

 

【男子シングルス】記念大会を制したのは新人の藤村

 決勝は藤村友也(日鉄住金物流)と上田仁(協和発酵キリン)。試合はサウスポーの藤村のサービスからの両ハンドドライブで先手を取る展開がさえ、主導権を握った。下半身の安定感がありドライブでの引き合いやストレートへの狙いもさえた。そして会場の雰囲気に臆することなく思い切りの良いプレーを見せたメンタル面も良かった。結果、第3ゲーム目こそ上田に取られたが3対1で記念大会を制し優勝を決めた。優勝後はベンチに入った杉井監督と熱く手を握り合った。惜しくも敗れた上田はサービス・レシーブで先手を取れなかったのが響いたが、攻守の精度が高く接戦での勝負強さも光り、好調をキープしている。3位には高木和卓(東京アート)と御内健太郎(シチズン時計)が入った。


記念すべき大会で優勝を飾った藤村

上田は決勝で惜しくも敗れたが攻守の精度の高さが光った

 

 

【女子シングルス】石垣が華麗なカットと攻撃で観衆を魅了!!

 女子決勝は石垣優香(日本生命)と大矢未早希(サンリツ)。試合は石垣のカットと攻撃を織り交ぜた攻守の連係がよく決まり先制する。大矢も次第に自分の力を発揮しコーナーに打ち分けたカット打ちで対応する。攻める大矢と守る石垣。ホールを埋めつくした観衆を魅了する両者の華麗なプレー。結果は石垣が3対1で優勝を果たした。準優勝の大矢は持ち前の安定感のある両ハンドに加えピッチの速さに工夫が見られた。3位には加藤知秋(十六銀行)と永尾尭子(アスモ)が入った。


石垣は攻守の連係がよく、見事栄冠を手にした

大矢は持ち前の安定感のある両ハンドで勝ち上がった


【男子ダブルス】信頼感で強さ倍増!! 上田/吉田がダブルス制覇

 男子ダブルスは協和発酵キリンが出場した3ペアともベスト4に入る大活躍。その中で上田/吉田がダブルスチャンピオンに輝いた。2人は青森山田中・高時代の先輩、後輩であり、互いに安定したプレーを見せた。吉田は社会人デビュー戦で優勝を果たした。2位は笠原/平野。笠原のチャンスメークと平野の決める展開が良かった。3位は松平/森本と松下/藤村(日鉄住金物流)が入った。


上田(左)/吉田の青森山田OBペアがトーナメントを制した

【女子ダブルス】加藤姉妹が息のあった連係で優勝

 女子ダブルスは加藤知秋/加藤杏華ペア(十六銀行)が息の合った連係を見せて優勝。ピッチの速いラリー戦に強さを発揮してお互いにつないだり、決めたりと得点できるパターンの多さが強みとなった。2位の中尾/椛澤(エクセディ)はテンポの速いバックハンドの連続攻撃とフォアハンドの決定打で得点を重ねた。3位は平野/森(豊田自動織機)と鳥居/藤井(愛媛銀行)が入った。


幅の広いプレーで頂点をつかんだ加藤知秋(左)/加藤杏華


今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)に掲載

今大会の記録は、日本卓球リーグ実業団連盟のホームページに掲載されています。

日本卓球リーグ実業団連盟:http://www.jttl.gr.jp