大会報道

郡山インターハイ最終日⑤ 木造勇人が男子シングルスを制して三冠達成!

2017.08.02

<インターハイ>

大会最終日は男女シングルス準々決勝〜決勝が行われた。男子シングルス決勝では木造(愛工大名電)が戸上(野田学園)を3対1で破り、男子シングルスで2連覇を達成。木造はダブルス、団体に続くタイトル獲得で三冠王に輝いた。

 優勝候補筆頭の木造が男子シングルスで頂点に輝き、目標の三冠を達成した。
 木造は準決勝で金光(大原学園)に苦しみながらも勝利し、決勝に進出。その木造と相対したのは1年生の戸上(野田学園)。戸上は準々決勝で髙見、準決勝で田中と愛工大名電勢を連破して決勝へと勝ち進んだ。
 決勝の第1ゲームは、戸上が木造と互角の戦いを見せる。戸上は台上から積極的なチキータレシーブから得点を重ねるなど、果敢な攻めで木造を苦しめる。しかし、木造が接戦での勝負強さを発揮して11-9で第1ゲームを先制した。
 第2ゲームも両者ともに厳しい台上プレーからの展開が続いたが、サービス・レシーブで先手を取った戸上が11-7でゲームを取り返す。
 男子シングルス連覇、そして悲願の3冠獲得に向けて負けられない木造は、第3ゲームで7-4とリード。ここから戸上が粘りを見せて7-7と追いつくも勝負どころのラリーでは得点を許さない木造が4連続得点でゲームを奪取した。
 優勝に王手をかけた木造は第4ゲーム、スタートから戸上を突き放す。サービスから3球目攻撃を立て続けに決めるなど、戸上を寄せ付けずにマッチポイントを迎えると、最後はフォアハンドの打ち合いを制して勝利。木造が2年連続で男子シングルスの栄冠をつかむとともに、目標としていた三冠王に輝いた。

 戸上は田原、加山、髙見、田中と名電勢を連破して決勝に進出したが、最後は名電のエース・木造の壁を越えることはできず。試合後、戸上は「ここまで来たら優勝したかった。目標としていた木造選手を倒すことができなかったので悔しいです」と、悔しさをにじませた。しかし、初めてのインターハイで決勝に進んだことは、立派といえるだろう。攻撃力の高さが光る好選手だけに、今後のさらなる飛躍に期待したい。


■木造勇人のコメント
「大会が始まって自分が思うようなプレーができず、不調から始まりました。大会2日目には足を痛めてしまい、本当に体が持つかというプレッシャーもあった中で良い結果で終わることができて良かったです。準々決勝も準決勝も競り合いになる場面が多かったですが、1本取りたいときにとることができたことが勝ちにちながったと思います。
決勝は、台上から仕掛けて点数を取りにいこうと思っていたのですが、相手のサービスに苦戦しました、そのサービスに対してどう対応するかがカギでしたが、そこを乗り越えることができて良かったです。また、戸上選手のチキータをうまく処理しようと思っていてそれがなかなかうまくいきませんでしたが、最後の最後のいいところで自分が思うようなプレーができたのが良かったと思います。
今回は3冠を狙っていましたが、1番は団体戦の優勝だったので、シングルスは負ける覚悟でプレーしていて、競ってもびびらないようにしました。1年生のときは青森山田の選手に立て続けに勝つことができて決勝まで進みましたが、決勝は三部さん(現・専修大)に敗れました。今回は僕がそのときの三部さんと同じような立場になって、正直、プレッシャーもありました。しかし、そこで勝つのがチャンピオンだと思っていたので、絶対に負けたくないと思ってプレーしました。」


<男子シングルス決勝>
木造(愛工大名電) 9,-7,7,4 戸上(野田学園)

 

木造勇人がインターハイ三冠王に輝く!

前回王者という重圧がかかる中、見事頂点を射止めた

決勝は厳しいプレーで勢いのある戸上に勝利

戸上は敗れたものの爆発的な攻撃力を見せた

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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成29年度全国高等学校総合体育大会:http://2017soutai.jp/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/
今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売)に掲載予定です。