大会報道

第51回全日本社会人選手権大会 〜シングルスは上田と松澤が優勝〜

2017.11.06

<その他の国内大会>

平成29年11月3~5日まで岡山・ジップアリーナ岡山にて「第51回全日本社会人選手権大会」が開催された。男女とも社会人らしく戦術や技術を駆使した巧みなプレーが随所にみられ熱戦が繰り広げられた。
 
3連覇を達成した上田(左)と初優勝の松澤


【男子シングルス】上田仁が3連覇‼

 男子決勝は上田仁(協和発酵キリン)と丹羽孝希(スヴェンソン)の対戦。精度の高い技と技の応酬で緊張感のある試合が展開された。チキータからの威力ある両ハンドドライブの上田と、変化に富んだサービスと目の覚める両ハンドカウンターの丹羽。お互いの死力を尽くした試合は最終ゲーム9-9から最後は上田の攻撃が上回り見事前人未到の3連覇を達成した。敗れた丹羽も研ぎ澄まされた両ハンドカウンターでこれぞ世界レベルのプレーを見せた。3位には高木和(東京アート)、平野(協和発酵キリン)が入賞した。

上田が強気の攻撃で3連覇を達成

丹羽は社会人1年目での優勝ならず…

【女子シングルス】松澤茉里奈が初優勝‼

 女子は松澤(十六銀行)が接戦を制し初優勝を果たした。決勝は社会人1年目の鈴木(日立化成)との対戦。松澤はバックハンドサービスからの伸びのある両ハンド攻撃がさえる。鈴木もコース取りの良さと緩急を交ぜた両ハンドで攻める。お互いが一歩も譲らず勝負は最終ゲームへ。序盤でリード奪った松澤が粘る鈴木を振り切ってうれしい初優勝を果たした。
 2位の鈴木は、国体、全日本団体と優勝に貢献し、社会人でも決勝に進出。好調をキープしている。3位には森薗美咲(日立化成)と平侑里香(サンリツ)が入った。

松澤はうれしい初優勝

鈴木は挽回及ばず惜敗


【男子ダブルス】森田/神が初優勝

 森田/神(シチズン時計)がラリー戦を制し見事初優勝を決めた。4回戦で徳永/定松(鹿児島相互信用金庫)とのゲームオールジュースのピンチをしのぐと、準決勝と決勝もラリー戦で攻め切り優勝を果たした。森田のサウスポー独特のコース取りでチャンスを作り神が決めた。シチズンとしては昭和63年に優勝した林/小野以来29年ぶりの優勝だった。2位は張/高木和が息のあった連携をみせて決勝に進んだ。
 

森田(左)/神が悲願の初優勝


【女子ダブルス】土田/宋が優勝

 今年度の全日本女子ダブルス決勝の再戦となった決勝戦。序盤は土田/宋が軽快に攻めて1ゲーム目を先制。しかし2ゲーム目以降は平田/永尾が対応し反撃に出て逆転しゲームカウント1-2と土田/宋がリード奪われる。しかし、悪い流れで迎えた第4ゲーム目から強気のプレーを切らさないことが功を奏し逆転で勝利し優勝を決めた。2位には平田/永尾が入った。


土田(右)/宋が接戦制し優勝つかむ

 
今大会の模様は卓球レポート11月号(10/20発売)に掲載されます。