技術/戦術

第9回 バックからフォアへの切り替えを究める!

2018.08.31

<シリーズ「究める!」>


kiwameru05-prof.jpg今月の達人 荘智淵(台湾)
勝つためのテクニックを達人がレクチャーする「究める」シリーズ。第9回は荘智淵選手(台湾)が、バックハンドドライブからフォアハンドドライブへの切り替えを究めるポイントを伝授する。

※本文の技術解説は右利きプレーヤーを想定しています
 


 あらゆる面でスピード化が進む今の卓球では、フォアハンドとバックハンドの両ハンドをスムーズに連係させられるかどうかが、勝敗の大きな分岐点になる。
 前回は、安定感抜群の両ハンドで長年にわたって世界で活躍する荘智淵選手が、フォアハンドドライブからバックハンドドライブへ切り替えるコツを教えてくれた。今回は、バックハンドドライブからフォアハンドドライブへの切り替えを究めるためのポイントを紹介しよう。



【究めるポイント①】
ラケットをしっかり振り切って
バックハンドドライブする

 

達人からのアドバイス

 バックハンドドライブからフォアハンドドライブへスムーズに切り替えるためには、前回も述べましたが「ラケットをしっかり振り切る」ことを意識してバックハンドドライブすることが大切です。そうすると、打球後に体のバランスを保つことができるので、次のボールに対してスムーズに足を動かしやすくなります。
 ひじを体から離しておへその前あたりにラケットを構えて準備したら、ラケットを右斜め上方向へしっかり振り抜いてバックハンドドライブしましょう。




【究めるポイント②】
ボールに応じて右足をフォア側に運び
フォアハンドドライブを振り切る


達人からのアドバイス
 ラケットをしっかり振り切ってバックハンドドライブしたら、右足をフォア側に一歩動かしてフォアハンドドライブの準備をします。このとき、単に右足を動かすのではなく、飛んでくるボールに応じて右足を動かす幅を調整しましょう。
 そうして準備をしたら、ラケットをしっかり振り切るようにフォアハンドドライブします。ラケットを振り切ることによって重心が左足の方にかかって体のバランスが保たれるので、次球へスムーズに対応しやすくなります。




【究めるポイント③】
安定性→深さ→スピードの順にステップアップする


達人からのアドバイス
 両ハンドの切り替えを磨くときは、フォアハンドドライブとバックハンドドライブを1本ずつ切り替える練習に取り組むとよいでしょう。
 私は、「フォアとバックの感覚がいつも通りか」「ボールはきちんと相手コート深く入っているか」などをチェックしながら、試合前のウオーミングアップでこの練習を行います。
 皆さんがフォアとバックを1本ずつ切り替える練習に取り組むときは、“安定性”を最優先してください。ミスなく両ハンドが切り替えられるようになったら、次は“深さ”に注目です。相手コートのできるだけ深いところに打球をコントロールすることを意識しましょう。安定して相手コートの深いところに打球できるようになったら、最後は打球に“スピード”を出すことや打球の“テンポ”を速めることを意識して、両ハンドの切り替えのレベルアップを図ってください。



動画はこちら↓


<シリーズ「究める!」>
第1回 逆横下回転サービス(平野友樹)
第2回 カウンタードライブ(平野友樹)
第3回 ブロック(笠原弘光)
第4回 フォアハンドドライブ(笠原弘光)
第5回 バックハンドドライブ(岸川聖也)
第6回 スピードチキータ(上田仁)
第7回 ストップに対する流し(松平健太)
第8回 フォアからバックへの切り替え(荘智淵)

 

(取材/文=猪瀬健治 写真=岡本啓史 動画=小松賢)
 



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メールアドレス:takurepo_present_1807@butterfly.co.jp



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